春の学会シーズン、黒川助教の招待講演と学生発表 ー 応用物理学会・日本物理学会にて

2025年3月14日から17日まで東京理科大学野田キャンパスで開催された第72回応用物理学会春季学術講演会に、小坂研究室から、黒川穂高助教、D3のレイエス・ラウスティンさん、M2の杉原健吾さんが参加し、口頭公演を行いました。
また、2025年3月18日から21日までオンライン開催された日本物理学会2025年春季大会には、小坂研究室から、D2の山本萌生さん、B4の藤原太朔さんが口頭発表を行いました。
特に黒川穂高助教は応用物理学会「シンポジウム:誤り耐性量子コンピュータへの開発」にて招待講演を行い、本研究室で精力的に開発に取り組む量子インターフェースの概要や世界の動向、本研究室での開発状況について紹介しました。

各講演の題目はそれぞれ以下のようになります。

  • 応用物理学会

    • 黒川穂高助教「量子光電融合を担うマイクロ波ー光量子インターフェース
    • レイエスラウスティン「ダイヤモンド量子メモリによる量子中継レートの向上」
    • 杉原健吾 「レーザーアニールによるダイヤモンドナノビーム光導波路中への窒素空孔中心生成」
  • 日本物理学会

    • 山本萌生 「量子インタフェースに向けたダイヤモンド機械振動共振器のモード体積微小化」
    • 藤原太朔 「ダイヤモンドNV中心を介した吸収光子から発光光子への量子中継デモンストレーション

今回の日本物理学会、応用物理学会は、各講演において活発な議論が交わされ、今後の研究を前進させるうえで多くの示唆を得られた、非常に有意義な機会となりました。

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