総務省委託事業「量子インターネット実現に向けた要素技術の研究開発」
研究期間: 2023年度~2027年度 (R.5~R.9)
事業名称:NEDO先導研究プログラム/フロンティア育成事業
フロンティア領域:量子センシング(量子センシング/光格子時計・原子時計・ダイヤモンド等NVCの産業化に資する基盤技術開発)
採択テーマ名:ダイヤモンドフォトニック結晶量子センサの研究開発
研究代表者:横浜国立大学先端科学高等研究院/工学研究院 量子情報研究センター長 小坂 英男
研究分担機関:豊橋技術科学大学、東京大学(共同実施先)、物質・材料研究機構(共同実施先)、量子科学技術研究開発機構(共同実施先)
本事業は、2040年以降の新産業の創出を目指し、国として新たに取り組むべき領域(フロンティア領域)の研究開発および事業化を推進する国家プロジェクトです。
本採択テーマは、現在のデジタルIT処理技術では達成困難な社会課題を解決するため、量子技術による高感度・高分解能な電流、磁気、温度等の同時精密計測と高スループットな量子一括イメージセンシングを可能とするダイヤモンドフォトニック結晶量子センサの開発を行うものです。

日本側研究代表者:大島 武 (量子科学技術研究開発機構 高崎量子技術基盤研究所 センター長)
ドイツ側研究代表者: フェド・イェレツコ (ウルム大学 量子光学研究所 教授)
課題名:量子技術応用のためのダイヤモンドスピンキュービット
小坂教授(Co-PI)の研究テーマ:量子通信
研究期間:2025年度~2029年度 (R.7~R.11)
先端国際共同研究推進事業(ASPIRE:Adopting Sustainable Partnerships for Innovative Research Ecosystem)は、日本の科学技術力の維持・向上を図るため、政策上重要な科学技術分野において、国際共同研究を通じて日本と科学技術先進国・地域のトップ研究者同士を結び付け、日本の研究コミュニティにおいて国際頭脳循環を加速することを目指しているものです。
今回、日本-ドイツ共同研究「量子技術」領域において「量子技術応用のためのダイヤモンドスピンキュービット」が採択され、小坂教授が研究テーマ「量子通信」の主たる共同研究者(Co-PI)として参画することになりました。
採択課題名:次世代量子技術イノベーターの育成プロジェクト
機関及び代表者名:沼津工業高等専門学校 牛田 淳
研究期間:2026年度~2029年度 (R.8~R.11)
こちらのプロジェクトは横浜国立大学の量子情報研究センター(QIC)が参画しています。
事業名称:LOTUS Programme
プロジェクトタイトル:マグノン結合ダイヤモンドNV中心を介したマイクロ波―光量子インターフェース
LOTUS Programmeは、日本とインドの大学・研究機関による共同研究を通じて、インドの優秀な若手研究人材を招へいして日本とインドの教員が共同で指導を行い、さらに自身の日本でのキャリア形成を目指すプログラムです。また、これら共同研究やグローバルな「知」の交流促進、国際頭脳循環人材の育成等を通じて、我が国の研究力、イノベーション力の強化を目指します。
横浜国立大学 量子情報研究センター(QIC)では、本プログラムを通じた日印共同研究の一環として、超伝導量子回路、YIGマグノン、ダイヤモンドNV中心、および光共振器を組み合わせたハイブリッド量子プラットフォームを構築し、マイクロ波領域と光領域の間でコヒーレントな量子状態転送を実現することを目指しています。
事業名称:安全保障技術研究推進制度
研究課題:量子コンピュータと量子センサを量子通信で繋ぐ量子ネットワーク
量子技術の実用化には、量子コンピュータ、量子センサ、量子通信を相互接続する「量子ネットワーク」への統合が重要である。本研究では、量子変換器と量子メモリを集積する技術を開発し、量子情報の変換・記憶・接続を担う高度な量子ノードの実現を目指す。