小坂研究室

学生の皆様へ

量子技術の未来を担う力を小坂研究室で育てる

本研究室は、複数の国家プロジェクトを実施している、大変勢いのある研究室です。
今後の日本を担う科学技術分野として国が定めた「量子技術」を先輩達と一緒に学びませんか?
量子技術の周辺にある回路技術、プログラム技術、装置技術、AI技術、精密測定技術、レーザー技術、無線技術、セキュリティ技術、通信技術、画像処理技術、機械学習技術などなど最先端の工学技術を学べます。

国際共同研究のチャンス:ASPIRE 日独「量子技術」プロジェクトに参加しています!

ASPIREとは、日本の科学技術力を高めるために、国際共同研究を進めるプログラムです。

日本と世界のトップ研究者がつながり、最新の科学技術について一緒に研究します。本プロジェクト「量子技術応用のためのダイヤモンドスピンキュービット」は、

  • 日本側研究代表者:大島武センター長(量子科学技術研究開発機構 高崎量子技術基盤研究所)
  • ドイツ側研究代表者:フェド・イェレツコ教授(ウルム大学 量子光学研究所)

のもと進められており、当研究室は量子通信分野の主たる共同研究者(Co-PI)として参加しています。

学生のみなさんにとっての魅力ポイント

  • 海外留学のチャンス — 世界トップクラスの大学で研究経験が積める
  • 最先端の量子技術に触れられる — 国際共同研究の最前線に立てる
  • 留学費用のサポートあり — 研究室が費用を負担し、安心して留学できる

海外留学を経験したい、国際的な環境で研究を深めたい方は、ぜひチャレンジしてください!

令和8年度より、先進実践学環からも出願可能に

横浜国大学の4つの大学院(国際社会学府、都市イノベーション学府、環境情報学府、理工学府)が連携し、横断的な融合教育を行う新たな大学院「先進実践学環」が、2021年にスタートしました。

この先進実践学環に、令和8年度より小坂研究室が参画することとなり、研究テーマ「集積エレクトロニクスと社会展開」、専門分野「量子コンピュータ、量子通信、量子情報処理分野」を担当します。

これにより、これまで(令和7年度まで)は理工学府からのみ小坂研究室への受験が可能でしたが、令和8年度からは先進実践学環からも受験可能となります。
また、理工学府と先進実践学環の両方を、共通の試験1つで同時に出願・受験することができます。

横浜国立大学の学生はもちろん、他大学から受験を考えている皆さんも、理工学府と先進実践学環の両方からの出願を強くおすすめします。

▶︎先進実践学環のホームページ

研究室見学会開催のお知らせ


「2025年度配属用」研究室紹介資料

量子情報研究に興味のある皆さん、ぜひ私たちの研究室を見学してみませんか?
場所:総合研究棟S棟 S311教室
ご連絡をいただければ、都合の良い日時に合わせて随時開催いたします。
お気軽にお問い合わせください!

▶︎ 問い合わせフォーム

充実した経済的支援-PRA雇用制度

本研究室では、学生一人ひとりが経済的な不安を感じることなく、学業と研究活動に最大限集中できる環境を整えています。その核となるのが「プロジェクトリサーチアシスタント(PRA)雇用制度」です。
意欲のある学生を支援するため、学部生から博士課程後期の学生まで、小坂研に在籍する学生全員をPRAとして雇用し、給与を支給しています。

これにより、アルバイトに時間を費やすことなく、腰を据えて最先端の研究に集中することが可能です。また、PRAとしての活動は、単なる経済的支援にとどまらず、学生は研究室が推進している国家プロジェクト(ムーンショット)に直接かかわり、実践的な経験を積むことができます。これによって、第一線の研究者と共に専門的な知識、技術を深め、将来のキャリアにつながる高度なスキルセットを身に着けることができます。小坂研究室では、充実した経済的支援と、研究者として大きく成長できる機会の両方を提供することで、次世代を担う人材の教育に力を入れて取り組んでいます。
また、上記以外にも大学院在学中に非常に優れた研究成果を挙げた学生に対して、借りていた奨学金の返済を全額または半額免除する制度があります。本研究室でも、学術論文の執筆、学会での発表などの研究成果をあげることで多くの学生が全額または半額免除になっています。

博士課程後期への経済支援
博士課程後期の学生に対しては、研究室からの経済支援のみならず、日本学術振興会、科学技術振興機構、横浜国立大学など様々な機関から経済的な支援を受けるチャンスがあり、小坂研の学生も支援を受けています。

・特別研究員-DC
DCとは、日本学術振興会が実施する特別研究員制度の一種であり、この制度は将来有望な若手研究者を育成することを目的としており、研究に専念できる環境を提供するプログラムです。日本学術振興会の特別研究員に採用された場合には、月額 20万円が支給されます。

・次世代研究者挑戦的研究プログラム-SPRING
SPRINGとは、博士後期課程の学生が研究に専念できるよう、経済的支援とキャリアパスの整備を一体的に行うことを目的として、科学技術振興機構(JST)が実施しているプログラムです。SPRINGに採択されると、研究奨励費(生活費相当額)として月額18万円(年額216万円)、研究費用として年額34万円が支給され、海外渡航費用、共同プロジェクト経費なども別途支給されます。

・Research Opportunities for Students Excellence-ROSE
ROSEは、横浜国立大学理工学府の博士後期課程学生を対象とした、研究活動を支援するプログラムです。ROSEプログラムに認定された学生は、インパクトファクターのついている国際学術雑誌への論文の採択に応じて、奨学金や国際会議等の海外渡航支援金を受け取ることができ、学内外での研究活動を支援されます。

博士進学についてさらに詳しく知りたい方は、「博士進学のすすめ」もあわせてご覧ください。

博士進学のすすめ    

テーマ一覧

(1) 量⼦インターネットのためのダイヤモンド量⼦中継
(2) 量⼦コンピュータネットワークのためのダイヤモンド量⼦インターフェース
(3) 量⼦エラー訂正コードを実装した誤り耐性型量⼦コンピュータ
(4) 過去のプレゼンテーション演習テーマ(研究室HP参照)
※これまでの演習テーマはこちら

研究室を選ぶ理由

  • 量子情報はAI、ロボットと並び政府の指定した最重要分野である
  • トップ企業やベンチャー企業でも量子情報を最重要戦略テーマとしており就職にも断然有利
  • 産業界、国立研究所、海外著名大学との強いコネクションがある
  • トップ企業やベンチャー企業に研究室の卒業生がたくさんいる
  • 物理に限らず工学・情報の多様な分野の勉強ができる

見学希望の方はご連絡お願いいたします。

進路実績

  • 株式会社IDCフロンティア
  • NTT研究所
  • SCSK株式会社 2名
  • アンリツ株式会社
  • エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
  • 株式会社エヌジェーケー
  • 株式会社コアコンセプト・テクノロジー
  • 株式会社半導体エネルギー研究所
  • 株式会社日立製作所 3名
  • 株式会社野村総合研究所
  • 株式会社村田製作所
  • 公益財団法人 建設業福祉共済団
  • 東京エレクトロン株式会社
  • 東京電力ホールディングス株式会社
  • 株式会社東芝
  • 東芝インフラシステムズ株式会社
  • トヨタ自動車株式会社
  • 日本電産株式会社
  • 日本電信電話株式会社 2名
  • 浜松ホトニクス株式会社
  • 富士通株式会社 3名
  • 古河電機工業株式会社
  • マイクロンメモリジャパン株式会社
  • 三井住友カード株式会社
  • 三菱自動車工業株式会社
  • レーザーテック株式会社
  • レバレジーズ株式会社
  • ローランド株式会社
  • 九州大学大学院
  • 東京大学大学院 2名
  • 東京工業大学大学院 2名
  • 東北大学大学院 2名
  • モナッシュ大学大学院
  • 横浜国立大学

学生の声

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    先輩からマンツーマンで指導を受けられる!

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    学部生のうちから潤沢な研究設備と研究費を与えられる!

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    学部生のうちから物理学会等の全国大会で発表できる!

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    修士になれば論文の執筆ができる!

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    修士学生でも評価の高いNature系学術雑誌などの筆頭著者となれる!

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    博士課程はリサーチアシスタントなどで収入を得る選択の幅が広がる!

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    比較的自由に研究できる!(やる気次第で大きなチャンスが与えられる)

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    海外に行って勉強したい人はいくらでも行ける!

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    量子コンピュータに触れられる感動を全世界に届けたい!(「挑戦する横国の学生たち」の記事はこちら

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