小坂研究室

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小坂英男教授からのメッセージ

小坂教授
僕の場合は大学で勉強してから半導体レーザの実験研究などを行ってきて、量子情報を始めたのは2000 年ぐらいからなんです。
半導体の量子ビットの研究に取り組んでいたのですが、当時は量子状態を維持できる「コヒーレント時間」がものすごく短かった。ある日ダイヤモンドに接して、結晶内のスピン状態が非常に安定していて、いつまでもくるくる回せることに非常に驚いて、それ以来ダイヤモンドに取り組んできました。   

現在、小坂研究室では量子情報に関する研究を通して、学生や研究者の皆さんには様々なキャリアの選択肢が与えられています。未来社会にイノベーションを起こすことを目指して、素晴らしいチームメンバーが一丸となって興味深い研究課題に日々取り組んでいます。

小坂研究室では量子コンピュータやグローバルな量子暗号通信ネットワークの構築に向けて、量子インターフェースと量子中継器の開発に取り組んでいます。これらは次の2つの国家プロジェクト、ムーンショット目標6におけるQuINT、及び総務省委託事業におけるQuREPで実施しており、私がセンター長を務める横浜国立大学の量子情報研究センター(QIC)が取りまとめ機関となっています。QICは実践研究を推進する世界的研究拠点を目指して2020年10月に立ち上がりましたが、QICと連携することで小坂研究室でも国内外のトップレベル研究者との共同研究の機会が増えています。

量子技術イノベーションの実現に向けて、学生や研究者として小坂研究室のメンバーになってみませんか。また共同研究のご提案など、いつでもお気軽にご相談ください。

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