小坂英男教授が、世界に先駆けて広域・大規模な量子暗号通信網構築の実用化・普及を目指す大型国家プロジェクトである総務省委託事業「グローバル量子暗号通信網構築のための研究開発」に参画し、「量子中継技術」の課題について取りまとめ機関として共同研究機関(※)とともに研究開発を開始しました。本委託事業で小坂研究室(量子情報研究センター)は、量子暗号通信の地上系での更なる長距離化、及び、より安全な暗号鍵の中継を可能にする量子中継技術の確立に向け、量子メモリの光リンク技術及び量子中継基盤技術の開発に取り組みます。
※横浜国立大学、株式会社東芝、古河電気工業株式会社、東京大学、国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
【横国大 小坂研で開発中のダイヤモンドを利用した量子中継技術】
信技術の研究開発に係る提案の公募ーグローバル量子暗号通信網構築のための研究開発
総務省|令和2年度 情報通信技術の研究開発に係る提案の公募の結果
東芝 研究開発センター:研究開発ライブラリ
東芝 グローバル規模の量子暗号通信網構築を進める総務省研究開発委託事業を開始 – CNET Japan
東芝など、総務省委託「グローバル量子暗号通信網構築のための研究開発」を開始 – 日本経済新聞
古河電工、共同プロジェクトが総務省の「グローバル量子暗号通信網構築のための研究開発」に採択 – モーニングスター
プレスリリース:量子暗号通信に関する総務省の研究開発委託事業への提案が採択(Digital PR Platform) – 毎日新聞