
2025年3月4日、5日にムーンショット目標6の公開シンポジウム・内部全体会議がベルサール秋葉原で開催されました。
1日目(3月4日)の公開シンポジウムは現地とオンラインで開催され、小坂英男教授をはじめとする12人のプロジェクトマネージャーが成果と進捗を報告し、プロジェクト間の連携を深めました。小坂教授は「量子計算網構築のための量子インターフェース開発」について発表し、ダイヤモンド窒素空孔中心と共振器を用いた「マイクロ波-光量子インターフェース」による超伝導量子ビット間の高速光接続の実現により、超伝導-光ハイブリッド量子コンピュータの開発の道筋を示しました。また、要素技術の開発状況や性能評価、理論的な変換効率の見積もりについても報告しました。
2日目(3月5日)の内部全体会議は現地のみで開催され、1日目の発表を踏まえたポスター発表が行われ、各プロジェクトの成果や今後の展望について専門的な議論がなされました。小坂研からは9人が発表し、活発な議論を行いました。
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