
2025年11月9日から12日にかけて、イギリスはグラスゴーで国際学会”Photonic and Electromagnetic Crystal Structures XIV (PECS-XIV)”が開催されました。この学会では、量子フォトニクスをはじめとしたフォトニック結晶界の第一線で活躍する研究者が各国から一堂に会し、フォトニック結晶とその多様な応用に関する最新の研究成果についての展示や議論が行われました。小坂研究室からは小坂教授と黒川助教が出席し、黒川助教がポスターセッションにて最新の研究成果を発表しました。世界中の研究者と直接意見交換をすることで、研究をさらに深めるための新たな視点や国際的なトレンドを肌で感じることができました。
また学会参加に加え、小坂教授と黒川助教は、東芝ケンブリッジ研究所、Nu Quantum、National Quantum Computing Center(NQCC)など、イギリス国内の量子コンピューティングおよび光通信技術の最先端を担う重要な施設を訪問し、我々の研究グループが国際的な量子技術の発展にどのように貢献できるか、その具体的な方向性を確認しました。
ポスター発表の題目黒川穂高助教「Developments of a Microwave-to-optical Quantum Transducer Based on a Chip-integrated Diamond Color Center」